仕事から帰宅すると、犬がケージの中でうんちをしてしまっていることがあると思います。
さらにそれを踏んでしまっていると・・・もう大惨事です。
疲れがどっと押し寄せてくる光景ですよね。
根本の原因を解決することが大切なので、「トイレをしっかり覚えさせること」や「留守番の練習」が必要な場合があります。
とはいえ、見ていられないのに解決するまでうんちまみれは大変・・・
少しでも片付けが楽になるように、いい対策を探している方も多いと思います。
この記事では、犬が留守中にうんちまみれになる問題の対策アイデアと解決方法についてまとめています。
留守番中の愛犬が、うんちまみれにならないヒントが見つかれば幸いです。
留守中に粗相してしまう原因
- 我慢できないから
- 留守番でパニックを起こしているから
- 犬種、性格によるもの
1.我慢できないから
普段はトイレでできるのに、留守番になるとトイレに行けない子がよくいます。
お部屋をフリーの状態だけでなく、サークルの中にいてもトイレに行く練習をし、トイレを理解させることが大切です。
留守の時にトイレを失敗してしまう原因と、トイレトレーニング成功のカギになるサークル内のレイアウトについてまとめています。
2.留守番でパニックを起こしているから
留守番で独りぼっちになる興奮や不安な気持ちから、トイレを失敗してしまう子がいます。
家族が家にいる時から、安心して独りの時間を過ごせるよう練習をするのがおすすめです。
留守番は短い時間から練習し、家族がそろっている時とのギャップを作らないようにすることが大切です。
留守番の練習のしかたはこちらです。
あまりにもパニックの度合いがひどい「分離不安症」の場合、獣医さんに診てもらい薬が処方されることもあります。
3.犬種、性格によるもの
犬は本来きれい好きなので、自分の寝床ではトイレをしない習性があります。
けれど私がペットショップで働いていた時、朝必ずと言っていいほどうんちを踏みつぶす子がいました。
体が大きく活発なためもありますが、寝床でうんちをすることにあまり抵抗がない子もいるようでした。
犬種としてはフレンチブルドッグ、ミニチュアダックスフンドが多い印象です。
「今まで飼っていた子は踏みつぶさなかったのに!」と感じる方は、この犬種や性格による違いも関係しているかもしれません。
うんちまみれにならないための対策

1.裂いたハンドタオルを敷き詰める
ペットショップで行っていた方法です。
裂いたハンドタオル(ペーパータオル)や新聞紙などを敷き詰めて、給水させるようにします。
昔学校で飼っていたモルモットのお部屋のようなイメージです。
うんちがハンドタオルにコーディングされ、まわりが汚れにくくなるので片付けが楽になります。
帰宅したらハンドタオルを全部捨てて完了です。
紙類を食べてしまったり、イタズラする子には不向きです。
↓ ペットショップではこのような「ちり紙」と呼ばれるものを裂いて使っていました。スーパーなどではあまり見かけない商品です。
![]() | [トイレに流せる 平判 ちり紙]流せる チリ紙 1000枚×6パック入赤ちゃん 幼児 トイトレ トイレトレーニング 水に流せるトイレシート ペット 介護 ティッシュペーパー替わり 価格:3,520円 |

2.時間によってはキャリーに入れる
お部屋でフリーだったりサークルの中で過ごしている子は、キャリー(クレート)などの少し狭いスペースで過ごすと粗相しにくくなります。
先ほど書いたように、犬は自分の寝床を汚したくない習性があるためです。
長時間だと狭すぎるので、だいたい2時間以内の留守番を目安にします。
子犬の月齢によってはトイレが間に合わないといけないので、1時間くらいの方が失敗が少ないです。
普段からキャリーでリラックスできている必要があるので、キャリーを使っていない子は中に入る練習が必要になります。
キャリー(クレート)とはこういうものです ↓
![]() | Richell (リッチェル) キャンピングキャリー折りたたみM ブラウン(BR)・ピンク(P) 小型犬/猫 ペット用【送料無料】 価格:6,980円 |

この方法でも、たまに全然気にしないでトイレをする子もいます。
3.ペットカメラから声をかける
留守の様子をスマホなどから確認できるペットカメラを置いておき、声をかける方法です。
不安や退屈な気持ちから踏みつぶしてしまう場合は、声をかけらることで安心できることがあります。
おやつを出すこともできるので、タイミングよく使えば遠隔でトイレトレーニングも可能です。
お家の環境によっては戻って片付けたり、家族に片づけをお願いするという使い方もできます。
![]() | 価格:12,800円 |

おすすめは散歩に行っておくこと

毎日留守番の時間がだいたい決まっているのであれば、事前にトイレを済ませておくのが一番です。
留守番の前に散歩に行き、うんちを済ませておくサイクルにすると、犬も日中トイレを我慢せずのんびり過ごすことができます。
成犬になれば、うんちの回数は1日2回程度で、それほど頻繁にしなくなるので、留守番の時間に重なる確率がさがります。
まとめ
犬が留守番中うんちまみれにならない対策
- 裂いたハンドタオルを敷き詰める
- 時間によってはキャリーに入れる
- ペットカメラから声をかける