保護犬うなじろうを迎えた次の日。
得意の「おねだりポーズ」をしたり、しっぽを振りながらこちらを見ていたりしました。
人に興味を持っている様子だったので、この日から徐々に触らずにコミュニケーションを取っていきました。
※ 怖がりな子はもう少しそっとしておく時間が必要な場合もあります。
2日目にはじめたこと
- お庭に散歩へ出る
- 「おすわり」を教えてみる
1.お庭に散歩へ出る
外に出ることは犬にとってものすごく重要なことです。
運動のためだけでなく、においから色々な情報を得ています。
特に、うなじろうは外飼いの犬だったようなので、外の空気はリフレッシュになると思いました。
1番気をつけることは「脱走」です。外でどんな反応をするかまだわからなかったので、お庭に出るだけでもダブルリード(リードを2本つけること)必須でした。
ドアの開閉にも注意です。
外に出てみると、走り出すこともなく、少し不安げにこちらを見ながらついてきました。
「なんて手のかからない子!お散歩のとき全然引っ張りそうもない!」と当時は思っていました。
しかしその後、慣れてくるとぐんぐん引っ張ってお散歩するようになりました・・・
ちなみにこの日から、お散歩の時は引っ張らないで、目を合わせながら歩くことを徹底していれば、引っ張らずにお散歩できていたと思います。
あとから直すのは大変なのを分かりつつ、さぼってしまいました・・・
2.「おすわり」を教えてみる
「おすわり」を教えるメリットはコミュニケーションだけではありません。
「おすわり」すると移動できなくなるので、落ち着いてこちらに注目するようになります。
あちこちに興味があり、どこかへ行ってしまう子におすすめです。
おやつを持って、犬のお尻がつくように視線を上げていくとあっという間にできました。
同じことを数回くり返せば、もうできるように!
「おすわり」は5分で覚えました。
うなじろうは推定年齢2,3歳ですが、新しいこともすぐに覚えられました。
ペットショップで子犬に教えていた時は、なかなか注目してもらえず苦戦しました。
子犬は好奇心旺盛なので、興味のあるものの方へ行ってしまいます。
「子犬でないとしつけができるか心配・・・」と思われている方も多いと思います。
むしろ落ち着きのある成犬に教える方がしつけやすい場合もたくさんあります!
引き続きしたこと
- トイレトレーニング
- クレートトレーニング
トイレトレーニングの具体的なやり方はこちらです!
トイレトレーニング
トイレの成功率は約6割。シーツの上にすることは理解しているようですが、他にマーキングをしているようでした。
違うところでしそうになったらおやつでシーツへ誘導するのですが、そんなにずっとは見ていられません。
どうしても見ていられないときは「マナーベルト」をしていました。
- キッチンマット
- カーペット
- イスの脚
撤去できるものは撤去!できないものは、その場所へ行けないようにするか、囲む!
ずっと見ているより楽です。
こうやって徐々に失敗を減らしました。
クレートトレーニング
クレートとは硬い素材でできた持ち運びのできる犬の部屋です。
犬も自分の居場所がないと、ぐるぐる部屋の中を歩いていたり、人についていったりと落ち着きません。
気が向いたときに、クレートの中におやつを投げ入れるだけで、「またおやつあるかな?」と犬が自分から出入りするようになります。
安心できる場所とわかれば、すっかり自分のスペースになります。
表紙の写真は我が家に来て2日目のうなじろうです。横になってまったりしていました。
空輸時のクレートはお返しするため、用意していたクレートにお引越ししたのですが、とくに気にならないようでした。(落ち着けるよう毛布はまだお借りしているものです。)
クレートで過ごすことは、犬を飼っている人みんなにおすすめです!
迎えた時から教えていれば、不安からの吠えや噛みつきなど、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
クレートトレーニングについてはこちら
まとめ
- 初めて外に出るときは脱走に注意する
- コミュニケーションは無理せずゆっくり
- しつけは成犬でも覚えられる
- 粗相されそうなものは撤去
- クレートなど犬が落ち着ける場所を作ってあげるのがとても大事