【太らせたくない!】犬のほめるしつけで使うヘルシーなおやつのおすすめ3選

犬とおやつ しつけ

「ほめるしつけ」は犬にとって楽しく、わかりやすいので、最近主流になっている方法です。

けれど、つい夢中になるとおやつをあげすぎてしまい、太らないか心配な方も多いですよね。

実はおやつを使ったしつけは誤解されやすいポイントが多く、本来は決して太らせることなくしつけをすることができます。

この記事では、ドッグトレーナーである私おだんごがおやつを使ったしつけでやりがちな、太る原因になるあげ方を解説し、しつけにおすすめなヘルシーおやつを紹介しています。

おやつを正しく使い、愛犬の健康を守りつつ楽しいしつけの時間にしましょう!

太りやすいおやつのあげ方

太った犬

1回にあげるおやつのサイズが大きい

小さな骨型ビスケットなどのおやつを使うとき、1回につき1個まるまるあげる方がいらっしゃいます。

これはサイズが大きくて太るだけでなく、噛んでいる間に何をしてほめられたのか忘れてしまうので、もったいないことです。
しつけはテンポが重要なので、ぱくっと丸呑みできるサイズを使います。

目安は、「犬の鼻を5個に分けたうちの1個分」または「小指の爪くらい」です。

意外と小さいですよね。

「いやー。おやつをケチってると犬がのらないでしょ。」という方もいらっしゃると思います。

実は、犬は大きさより量を優先という実験結果が出ているので、小さくても大丈夫なのです。

もちろん普段のフードでしつけてもOK
あるいは朝夕のフードからおやつ分を取って使うことで、食事の量を調整することができます。

いつでも最上級なおやつを使う

毎回愛犬の一番好きなおやつを使ってしまうと、特別感がなくなり、飽きてしまうことがあります。

「おすわり」など普段からよくできるものは、フードや普通のおやつを使い(完璧にできるならめったにおやつをあげなくてもいいです)、新しいことに挑戦する時や、苦手な物を克服する時などは最上級なおやつを使うことで、犬のやる気を維持することができます。

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おやつの使い分けのしかたについてはこちらの記事に詳しく載せています。

【すぐマネできる!】おやつの格付けで愛犬のしつけがサクサクすすむ

しつけの時間が長い

しつけがスムーズにいくと、つい夢中になって長い時間やってしまうことがあります。

気分や状況にもよりますが、犬の集中力は10分程度と言われています。

長い時間しつけをすると、おやつをたくさん使うので太ってしまうだけでなく、しつけの時間が嫌いになってしまう可能性があります。

愛犬が指示されたことを上手にできて、楽しんでいる間におしまいにするようにします。

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しつけの時間をしっかりとらなくても、こんなにゆるくていいんです。
ドッグトレーナーがおすすめするスキマ時間を使ったしつけ法はこちら ↓

【家事の合間に】スキマ時間を使ったドッグトレーニングのすすめ

できたこと全部におやつをあげる

おやつを使ったしつけでよく誤解されるのが、「できたこと全部におやつをあげなければいけない」と思われてしまうことです。

そもそもおやつは「できたごほうび」ではありません。
新しいことに挑戦したり、モチベーションを上げるためのきっかけとして使い、できたら「ほめる」ことで自信につながっていきます。

「おすわり」や「トイレ」など日常的にできることに対して、毎回おやつをあげてしまうと太ります

さらにおやつ欲しさにトイレを小出ししたり、できた後に要求吠えにつながることもあります。

8割くらいできるようになったら、ほめることをメインにし、たまにおやつをあげる程度にします。
最終的にはおやつなしでもしっかりできることを目指しましょう。

特にトイレのしつけは「犬の習性を生かしてトイレの位置を誘導する」ので、おやつを使わない方が上手くいく子もいます。
そこで用を足すことが目的の達成になるので、ほめるだけでも犬にとってごほうびになります。

おすすめのヘルシーなおやつ【3選】

お肉のトリーツ

【デビフ】スナックボーイ レバーカット

私もよく使いますが、このおやつが嫌いな子は今のところで出会ったことがありません。
みんなとても好きなので、最上級のおやつに使うのがおすすめです。

レバーは低カロリー高たんぱくで、実は鶏むね肉よりヘルシーな部位です。
しっとりタイプなので嗜好性もよく、噛む時間がいらないのでテンポよくしつけをすることができます。
ちょっとポロポロしやすいですが、手でちぎることができます。

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馬肉ジャーキー

手に入りやすい肉類の中でヘルシーなのが馬肉です。
低脂肪高たんぱくで、アレルギーを起こしにくいのも魅力です。


チキンにアレルギー反応の出る子は、獣医さんと相談しながら、馬肉を少量ずつ試すのもおすすめです。

保存料、着色料などを使用しない、自然素材を乾燥させたものが安心です。


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さつまいも

肉類以外で嗜好性が高くヘルシーなのがさつまいもです。

甘みがあるので好きな子が多く、食物繊維も豊富です。
原材料がさつまいもメインで、余計な物が入っていない商品がおすすめです。

肉類全般にアレルギー反応が出てしまう子のおやつにも!

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比較的ヘルシーなものを選びましたが、もちろんあげすぎは肥満の元になります。
あげる量に注意し、定期的に体重を計るのがおすすめです。

まとめ

おやつを使ったしつけで犬が太らないようにするには

  • 1回にあげるおやつのサイズを小さくする
  • レベルに合わせておやつの種類を変える
  • しつけの時間は10分程度で切り上げる
  • 日常的にできるようになったことはおやつはあげずにほめるだけ