一人暮らし、共働きなどで考え抜いたあげく、犬を飼いたいけど今は飼えないと決断した方。
立派です。
その気持ちが犬たちの幸せにつながり、将来迎える犬もきっと幸せになると思います。
私も小さい子供がいて、ペット不可のアパートに住んでいたので、その期間は犬を迎えることはできませんでした。
犬と同じようにとはいきませんが、私が迎えたペットが思いのほか犬のような習性だったので紹介したと思います。
私が飼い始めたペットは「モルモット」です!
今年5歳のモルモット「もるちゃん」です。
名前に何のひねりもありませんが、「もるちゃん」と呼びたかったからです。
飼ったきっかけはペットショップで働いていた時に、そのかわいさを知ってしまったからです。
現在は、テリアミックスの保護犬を迎えたため、犬と生活圏を分けて、2階のお部屋に住んでいます。
モルモットの基本データ
モルモットといえば、小学校で飼っていた方が多いのではないでしょうか。
うさぎに比べて自宅で飼っている人は少ないように感じますが、病気の面でのトラブルが少なく飼いやすいと思います。
- 寿命 5~7年
- 体重 1㎏前後
- 性格 臆病だけれど好奇心が旺盛で温厚
- 値段 5000円~2万円
ハムスターを見慣れていると、成長したモルモットは意外と大きく感じます。
超小型犬のようなサイズ感がかわいらしく、子どもが扱う場合もハムスターより安全な大きさかと個人的には思います。
犬との共通点
1.群れで生活する動物
本来、群れで生活する動物なので社会性があり、コミュニケーションをとることができます。
鳴き方から気持ちを知ることができ、飼い主さんに要求があるときは鳴いて呼んでくることがあります。
2.甘えてくる
慣れてくると甘えてきます!
膝の上に乗せると、思いっきり横向きに寝っ転がります。
表情が変わらないので、最初はちょっと顔が怖いと感じましたが、居心地がよさそうにしてくれると癒されます。
機嫌がいい時は「プイプイ」鳴きながら歩いていたり、「キュッキュッ」とかわいい声で甘えてきます。
3.芸ができる
体の小さいモルモットですが、自分の名前を理解できたり、いろいろなことを覚えてくれます。
ある動物園では、モルモットが列になって橋を渡りながら自分の部屋に帰っていくのを見たことがあります。
また、他の観光地でもテーブルの前に座り、まるで店番をしているような子もいました。
私も野菜を使って犬のように芸を教えてみたところ、100%まではいきませんが、手の指示で芸をするようになりました。
私が教えてみた芸はこちらです。
- トンネルをくぐる
- 手の甲に鼻タッチをする
- 障害物をジャンプ
芸のクオリティはさておきですが、コミュニケーションがとれるところが、とてもかわいいです。
サークル内をお散歩させることもあり、トンネルなどを入れてアジリティー風の遊びをすることもできます。
注意すること
意外と声がでかい
飼ってみて驚いたのは、モルモットの声のボリュームです。
感情によりいろいろな声で鳴くモルモットですが、要求があるときはサイレンのような声を出します。
そしてボリュームもすごいです。
(モルモットを飼おうとしている方は、動画などで事前に鳴き声を確認することをおすすめします。)
近所迷惑ほどにはならないと思いますが、静かなアパートなら聞こえる可能性があります。
大量に食べて大量に排泄する
よくごはんを食べて、よく水を飲みます。
ごはんは常に食べれるようにたくさん置いておきます。
ケージの中を毎日掃除していても、無臭にするのは不可能なほど、大量にうんちとおしっこをします。
ケージの底に何も敷かないと水浸しになるほどなので、我が家はペットシーツを敷いています。
(ペットシーツをかじってしまう子には使えません。)
臭いが気になる方には厳しいかもしれません。
体内でビタミンCを作れない
モルモットは体でビタミンCを作れないため、食事から補給する必要があります。
そのため、毎日チモシー(主食の牧草)の他にビタミンCの入ったモルモット専用ペレットをあげます。
その他に、生野菜もあげてビタミンC補給をします。(野菜がない日もあります。)
それでもビタミンCが足りているか心配なので、吸水ボトルの中にモルモット専用のビタミンシロップを入れています。
まとめ
今回はモルモットの魅力について語らせていただきました。
モルモットの印象は変わりましたでしょうか。
他にもすてきなペットはたくさんいます。
どのペットも生き物なので、最後まで幸せにしてあげられるかじっくり考えて、最高のパートナーを見つけてください。