【実体験をレポート】里親サイトから空輸で保護犬を迎えるまでの道のり

クレートの中 うちの保護犬(うなじろう)

保護犬を迎える方法として、里親サイトに応募する方法があります。

全国の保護犬から探すことができるので、お気に入りの犬を見つけやすいのですが、相手が見えない不安もありますよね。
「言われていた金額と違った。」「契約書がなかった。」などのトラブルを聞くこともあります。

我が家の保護犬とは、某有名里親サイトで出会いました。

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我が家が迎えた保護犬「うなじろう」のプロフィールはこちらです!

我が家が迎えた保護犬「うなじろう」はこう見えて沖縄出身

譲渡の流れはちょっと珍しいかもしれませんが、里親サイトから保護犬を迎えたときの、実際の道のりを紹介しています。

トラブルを回避するには、できるだけ相手のことをよく知り(保護団体さんの場合は活動内容など)、心配なことは事前に質問をして納得することが大切です。

里親サイトから保護犬を迎えるまでの流れ

  1. 我が家の条件に合う犬が見つかり応募フォームを記入
  2. 保護団体さんから連絡が来る
  3. 保護団体さんに犬の性格など質問や相談をする
  4. 部屋の間取り写真を送る
  5. 距離がありトライアルのための往復ができないので飼う決心をしたうえで空輸してもらう
  6. 我が家に保護犬「うなじろう」が到着
  7.  料金を送金
  8.  入ってきたクレート返却

① 我が家の条件に合う犬が見つかり応募フォームを記入

気に入った犬が見つかったら、里親サイトの「応募」ボタンを押し、必要事項を入力していきます。

我が家の場合、保護団体さんの条件に当てはまらないところが多々あったので、まるで履歴書のように保有資格や熱い気持ちを書きました。

譲渡元が保護団体さんの場合、ブログやインスタなどで活動内容を確認しておくと安心です。
定期的な活動があるのか、保護犬を預かる環境はいいか、犬に対する気持ちに共感できるかなど、重要なポイントになります。

② 保護団体さんから連絡が来る

すぐに連絡をいただき、連絡先などを交換しました。

はじめはメールをお伝えし、その後電話、LINEでやりとりしました。

③保護団体さんに犬の性格など質問や相談をする

ここで心配なことはすべて聞いておくと、のちのちトラブルにならなくて済みます。
特に契約に関してや、合計支払い金額はしっかり聞いておきましょう。

性格や現在の様子などとても丁寧に教えていただきました。

子供が小さいので子供に対する反応や、持病のフィラリアの症状についてもここで質問しました。
今食べているフードの種類、アレルギーの有無、トイレトレーニングの状況(シーツか外か)なども聞きました。

④ 部屋の間取り写真を送る

脱走の危険がある場所など、写真を送ってチェックしてもらいました。

犬を飼う前提で建てた家なので二重ドアにしていましたが、外構には柵がなく・・・
OKはいただきましたが、自分でも危険個所を確認できてよかったです。

⑤ 距離がありトライアルができないので飼う決心をしたうえで空輸してもらう

本来であれば保護犬と里親の相性を見る「トライアル」期間が2週間ありました。

しかし、保護団体さんのところから我が家まで車で片道6時間以上!
往復すると犬の負担になってしまうため、保護犬に会うことなく決断

飛行機で届けてもらい、保護犬のいる生活が始まりました。

写真やブログで雰囲気は見ていたので、実際に見ていない子に決めることはそれほど心配はしていませんでした。

保護団体さんからもそれほど気難しい子ではないと聞いていましたし、時間がかかってもいつかは心を開いてくれると信じていました。

⑥ 我が家に保護犬「うなじろう」が到着

前日の救急搬送で到着予定日が1日遅れた上に、当日の飛行機も遅れたため、会えるのか心配な気持ちで空港にいました。

貨物としてやってきたクレートの中のうなじろうを見たときの感動は忘れられません。

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保護犬を迎えた日のバタバタした様子と、家に着いてからしたこと記事にしています。

【譲渡日に緊急搬送!】保護犬「うなじろう」を迎えた日

⑦ 料金を送金

保護団体さんから事前に伺っていた空輸代13,757円のみの送金でした。

今までのワクチン代や病院代の支払いはありませんでした。
添付されていたワクチン接種票を受け取り、契約書を記入して返送しました。

金額は保護団体さんによって幅があります。
ワクチン代や健康診断代が入っていると、我が家より高くなりますが、それも必要な費用です。
費用明細に納得ができるかが重要です。

こちらは保護犬を迎えた方々の譲渡費用の明細です。ご参考にしてください。

【教えて!】みんなの保護犬譲渡費用

⑧ 入ってきたクレートの返却

クレートに入ってきたので、郵送で返却しました。
(こちらの費用はもちろん我が家の負担です。)

つけてきたかわいいマナーベルトやリードはいただけることになりました。

最後に

想像していたよりもかなりスムーズに進んでいきました。

応募してから迎えるまでの期間約1カ月!

ただ、その間にも数名のお申込みがあったようで、「うなじろう」が来てくれたことは奇跡でした。
条件も合わず、遠方な我が家に決めてくださった保護団体さんに感謝でいっぱいです。

このように、譲渡元のことをできるだけよく知り不安なことはすべて聞いておくことが、のちのトラブル回避につながります。

みなさんも素敵なうちの子(保護犬)に出会えますように!