「帰ってきたら、愛犬がペットシーツをびりびりに破いていた!!」
「ペットシーツで遊んでる思ったら、噛みちぎってる!!」
見ていない時に愛犬がペットシーツを破いていると、飲み込んでしまっていないか心配になりますよね。
「元気そうだけど病院へ行くべき?中毒は起こさない?」
この記事では、犬がペットシーツを飲み込んだかわからない時にすることと、ペットシーツを破らないようにする解決策を紹介しています。
ほとんどの犬がペットシーツを好き好んで食べようとはしません。
焦って無理やりペットシーツを取り上げるのは逆効果!
まずは飼い主さんが落ち着いて、愛犬の様子を見ましょう。
もしペットシーツを食べてしまったら?
破って遊んでいただけなのか、飲み込んでしまったのか確認します。
破れたペットシーツをできるだけ復元してみて、飲んでしまった可能性がある範囲を確認します。
かけらを飲んでしまった程度なら、多くの場合うんちと一緒に出てきますが、愛犬の様子がおかしかったり、まとまった量飲んでしまった場合は、獣医さんに相談しましょう。
家で無理やり吐かせようとすると、逆に詰まってしまったり、危険なこともあるので獣医さんに相談しましょう。
ペットシーツは主に、ポリマーとビニールでできています。
ポリマーは水分を含むとゼリー状に固まる素材で、それ自体に害があるわけではありません。
また、万が一飲んでしまっても、詰まることはほとんどなく、うんちと一緒に出てきます。
シーツの裏面に使われるビニールは、消化できないので胃や腸に詰まってしまう危険があります。
量によっては開腹手術になる恐れがあります。
ペットシーツをびりびりに破る、食べる原因は?
1.ストレス発散
ペットシーツを破る原因の多くは、運動不足からくるものです。
特に子犬の時期によく見られ、次の「退屈だから」と合わせて、有り余るパワーをペットシーツで解消します。
成犬になるにつれて減っていくことが多いです。
食べようとしていることはほとんどなく、「噛んでいたら口に入ったので、そのまま飲んでしまった!」という感じです。
2.退屈だから
やることがなく、そこにあったペットシーツを噛んでみたら楽しかったので、おもちゃにしてしまった状態です。
犬はもともと狩りをしていた動物なので、獲物を裂くような動きは本能的に好きです。
3.飼い主さんのリアクションがよかったから
「たまたまペットシーツで遊んでいたら、飼い主さんが駆け寄ってきて、注意された。」経験が、犬にとっては「構ってもらえた!」「喜んでた!」と勘違いしてしまい、気を引くために繰り返しやるようになります。
4.留守番などでさみしい、パニック
留守番の時だけシーツをびりびりにしている場合は、置いて行かれてた不安でパニックを起こしている場合があります。
お家の子は留守番前に、そわそわしたり、吠えたりしていませんか?
もし留守番が苦手な様子があるなら、愛犬がストレスを抱え続けないように、留守番の練習を始めるのがおすすめです。
留守番の時に、退屈だからシーツを破る子もいます。
ペットシーツを破らない、食べないようにするには?
運動不足、ストレス発散をする
お散歩の時間をもう少し長くしてみたり、上り下りのあるコースにすることで運動不足を解消します。
お散歩以外でも、お家の中でおもちゃで一緒に遊んだり、宝探しをしたり、頭を使うことでもいい疲労感につながります。
どうしても時間が取れない時は、知育トイも活用してみてください。
おすすめの知育トイ「コング」の飽きられない使い方はこちら!
お散歩のメリットと大切さについてはこちらの記事に載せています!
エネルギーを上手に発散できるようになったら、ペットシーツで遊ぶ前に愛犬をより楽しい遊びに誘うことで、シーツで遊ぶ頻度を減らしていきます。
長い期間やらなくなると、犬はその行動を忘れていきます。
噛んでいいおもちゃをあげる
噛みたい気持ちを発散させてあげるために、犬専用の噛んでいいおもちゃをあげます。
獲物を裂くような動きができるおもちゃだと、より興味を持ってくれるかもしれません。
何か引っ張り出せたり、飲み込む危険のない毛足の長いおもちゃなどがおすすめです。
ロープタイプのおもちゃなら、噛んだり、引っ張りっこしたりと、顎を使って遊べるのでストレス解消になります。
少し飲み込んでしまうこともありますが、ボロボロになってきたロープを裂いて遊ぶのが好きな子はけっこういます。
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留守番には不向きですが、ふだんのストレス解消にぴったりの引っ張り出せるおもちゃです。
(破壊して飲み込んでしまうといけないで、飼い主さんが見ている時に出してあげましょう。)
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トイレトレーの種類を変える
簡単に対策できるのが、トイレトレーを変えて、遊べないようにすることです。
メッシュ付きトイレトレーなら、ペットシーツを引っ張り出せなくなります。
ただし、根本的な解決にはならず、他の物をかじる可能性があるので、同時にストレス発散をさせてあげるのが大切です。
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留守番の練習をする
留守番に慣れていないと、飼い主さんに置いて行かれたと思い、パニックに陥ってしまう子がいます。
物を壊したり、吠えづけたり、粗相してしまったり、愛犬にとってもかわいそうです。
人と暮らす以上留守番は不可欠なので、愛犬が徐々に一人の時間に慣れる練習をする必要があります。
留守番には事前の練習が大切です。
愛犬が留守番のたびにパニックを起こさないようにするにはこちらの記事を参考にしてください。
ペットシーツを破っているところを目撃したら
犬がペットシーツを破り始めても、慌てて反応しないようにします。
「飼い主さんが反応してくれた!」と勘違いするほかに、ペットシーツを取られまいと慌てて飲み込んでしまう危険があります。
犬がペットシーツを破りだしたら、落ち着いておもちゃと交換したり、隙を見て静かに回収しましょう。
まとめ
ペットシーツを飲みこんだかも?!と思ったら
- 本当に飲んでしまったかペットシーツを復元して確認
- 少量で元気そうなら数時間様子を見ておく
- たくさん食べた可能性があるなら、獣医さんに相談
ペットシーツを破る・食べるをやめさせるには
- 運動不足・ストレス発散をする
- 噛んでいいおもちゃをあげる
- トイレトレーの種類を変える
- 留守番の練習をする
子犬の場合、対策をしてもどうしてもペットシーツに気がいってしまう子がいます。
1歳を過ぎたあたりから、ペットシーツを気にしなくなる子も多くいるので、安全対策をしつつ気長に待ってあげるのも一つです。