保護犬を迎えて多くの方がぶつかる問題が、トリミングサロンではないでしょうか?
トリミングサロンに行った経験のある子は少なく、たいていの場合怖がってしまいます。
さらに、トリミングは数カ月に一回ペースでする必要があり、保護犬を迎えてから信頼関係を築いている最中にスタートします。
そして、ペットホテルの利用を考えている方にも重要になります。
なぜなら、ほとんどのトリミングサロンで併設のペットホテルに預けるには、サロンを利用したことがないといけないからです。
我が家が保護犬うなじろうを迎えたのが11月中旬。
年末の帰省でペットホテルを利用するには、1カ月以内にトリミングサロンにお願いする必要がありました。
そんな我が家の初めてのトリミングサロンの様子と、お家でできるトリミング練習についてご紹介します。
初めてのトリミングの流れ
我が家の保護犬は、来る前に1度毛玉だらけの体をきれいにしてもらっているので、シャンプーカットは人生で2回目だと思います。
手足を触られるのが苦手で、知らない人から触られることに慣れていないので心配でした。
トリミングサロンに電話する
電話で予約を取り、保護犬で来たばかりなことを伝えました。
犬種や体重を聞かれ、大体の料金の案内を受けたあと、希望のスタイルも聞かれましたが、わからないのでお任せにしました。
(毛玉や抜け毛が多いと追加料金があります。)
トリマーさんがお迎えに来る
送迎付きのトリミングサロンだったので、クレートに入れてお願いしました。
- 保護犬で来たばかりなこと
- 手足やお尻回りを触られるのが苦手なこと
- 脱走の危険があること
保護犬うなじろう帰宅
帰ってくると、おじいちゃんのような見た目が、ぬいぐるみのようにかわいくなっていました。
カットによって印象が全く変わるので驚きです。
しかし、トリマーさんからは体を触るとうなったり、視界から消えると吠えたりでやりづらかったと言われてしまいました。
肛門腺は暴れてできないほどだったようです・・・
トリミングの経験なく成犬になった子は、嫌いにならないようゆっくり慣らしてあげなければと思いました。
トリミングに慣れるために家でできること
- 毎日ブラシやコームでとかす
- どこを触られても嫌がらないよう時間をかけて慣らす
- ドライヤーの音に慣れる
見慣れないものや、音が大きいものは怖がる可能性が高いです。
とくにドライヤーは音が大きく嫌いな子が多いので、スイッチを入れずそばに置いてにおいを嗅がせてあげるところから徐々に慣らしていきます。
ブラッシングも、毛玉ができてしまって痛い思いをすると嫌いになってしまうので、毎日無理せず少しずつ慣らしてあげます。
ドッグトレーナーと一緒に練習する方法も
トリミングがはじめての子も、苦手な子も、お家で練習することでトリミングサロンでの不安を軽減してあげることができます。
ドッグトレーナーにお願いして、台に乗る練習や、はさみの音に慣れる練習などを進めることで、無理をさせずに慣らしてあげることができます。
トリマーさんからお断りされてしまう子、トリミング前に震えてしまう子はぜひ相談してみるといいと思います。
まとめ
- ペットホテルの利用のためにはトリミングサロンや動物病院の利用が必要なことが多い
- 家でできるお手入れでトリミングに慣らす
- どこを触られても嫌がらないように時間をかけて慣らす
- トリミングを数回に分けて徐々にカットしてくれるサロンもある