みなさん、愛犬のトリミングはどのくらいの頻度で行っていますか?
犬種や時期などにより変わると思いますが、一般的には月に1回のペースがいいそうです。
我が家の愛犬は自分で洗ったり切ったりすることが多く(トリマーに迷惑かかるやつでごめんなさい・・・)、トリミングには頻繁に行っていないのが現状です。
トリミングをお願いする時は冬の時期が多く、さっぱりカットしてもらいます。
(冬は家のお風呂場だと寒いので、自宅で洗えないためです。)
帰宅するとワイルドなキャラが保護犬キャラに変わり、ぷるぷる震えていることがあります。
ネットを見ると、我が家と同じようにトリミング後に様子が変わって、心配されている方も多くいるようです。
この記事では、愛犬がトリミング後、様子がおかしい時に考えられることをまとめています。
犬種によってはトリミングが必須なこともあるので、愛犬がトリミングに対して嫌な印象を持たないように気を付けてあげるのも、飼い主さんの愛情表現になりますよ。
我が家のうなじろうがトリミング後に震える理由について考えられること
- 寒い
- 触られる感じが違う
- 視界が良好になっている
一番の理由は、毛の量が減って感覚が変わったからではないかと思います。
「前よりスースーして寒いし、触られた時に皮膚に近い!」という文句が聞こえてくる気がします。
やたら膝の上に乗ってきたりくっついてくるようになり、子供たちの間では好評ですが、単純に寒いのだと思います。
洋服を着ても、自前の毛には勝てないようです。
また、テリア系なので目の上の毛が多く視界を遮っていましたが、それもばっさりカットしてもらいました。
今までは視界不良で見えなかった近づいてくる手が見えるようになったのと、触られた時の触感が違うため、ビクッとなることがあるように感じました。
トリミング後に様子がおかしいと言われる例
ぐったりしている
トリミングから帰ってきて元気がない、ぐったりしていると感じると不安になってしまいますよね。
理由としては、「疲れているため」なことが多いです。
トリミングの時間は1時間ほどから、トイプードルなどは3時間くらいかかる子もいます。
トリミングに慣れている子でも、多少の緊張感があるので、疲れてしまい帰ってからずっと寝ている子も多いです。
震えている
我が家のように、毛をカットしたことにより寒さを感じている可能性があります。
お洋服を着せる、室温を上げる、ブランケットを準備してあげるなど温まる対策をしてあげましょう。
慣れていないことをした不安から震える場合もありますが、「怖かったねー」と同調してしまうと、不安を助長することになるので、「おつかれ!」と安心できるようにふるまいましょう。
わんちゃんによっては、震えることで注目を浴びようとする子もいます!
愛犬が毎回極度のストレスを感じずに済むように、小さいステップから慣らしていくのも大切です。
食欲がない
慣れない所に行ったことで、食欲がなくなってしまう子もいます。
かわいそうだと思って家から出さないでいると、いざ出なければいけない時に強いストレスを感じ、下痢や嘔吐をしてしまうこともあります。
愛犬のために、少しずつお家以外の環境に慣らす経験を作ってあげましょう。
お友達のお家に連れていく、一緒に日帰りでお出かけするなど、小さなステップから始め、ペットホテルに泊まるなど、飼い主さんと離れる経験も大切です。
小さな経験の積み重ねが自信につながり、愛犬の心の余裕を増やすことにつながります。
安心してトリミングをお願いするために
トリミングに慣らす
トリミングの頻度を上げるだけでなく、多くのサロンではグルーミング(シャンプーブローと部分的なお手入れ)、爪切りのみなどの単品メニューもあります。
一気に全部お任せすると時間も必要になるので、短時間で終わるものから慣らしていくのもおすすめです。
その場所に通うことが日常になると、愛犬のストレス度合も変わってくると思います。
お家で練習する
一部のお手入れは、お家で練習することもできます。
ブローはお家のダイニングテーブルでも代用できますが、滑りやすいので注意が必要です。(特に高齢犬は踏ん張ることが難しくなってきます。)
また、飛び降りないように首を固定するアームがあると安心です。
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一人でブローする時の悩みが手がいっぱいなことです・・・。
ドライヤースタンドがあると手が空くので便利です!ドライヤーは犬から30cm離しましょう。
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愛犬がトリミングのどの項目が苦手なのか、トリマーさんに聞いてみると、お家で練習しやすくなります。
カットの様子が見えるサロンに行ってみる
ガラス張りのサロンは、愛犬の様子を確認することができるので、利用する方にとっては安心感があります。
(トリマーさんにとっては緊張感が増し、つくづく大変だろうなと思います・・・)
トリミング台の上では、思ったよりいい子にしている我が子を見ることができると思います。
高齢犬のトリミングはトリマーさんとしっかり相談してから決める
高齢犬になると、寒さに弱くなったり、踏ん張れなくなったり、トリミングが難しくなっていきます。
サロンによってはお断りになることもあります。
高齢犬も受け入れてくれるところは、経験豊富でその子の状態を判断し、アドバイスしてくれます。
また、シャンプーを手早く終わらせてくれたり、室温を高めに設定してくれたり、二人がかりでトリミングしてくれたりと、いろいろな配慮をしてくれます。
信頼できるトリマーさんに不安なことは相談して、トリミングをお願いするべきか考えましょう。
まとめ
トリミング後の様子の変化の多くは、慣れないことの不安感や疲労感です。
トリマーさんたちは毎日手際よく仕上げていますが、一頭一頭の体質や性格を瞬時に判断するプロでもあります。
飼い主さんが不安に思うことを相談したら、親身になって聞いてくれると思います。
万が一何日も下痢が続いている、呼吸が苦しそうなど異変を感じたら、動物病院への受診を考えましょう。
日ごろからブラッシング、ドライヤーの音に慣れるなど、できることを練習し当たり前にしてあげると、愛犬にとってストレスの少ないトリミングの時間にしてあげることができますよ。