犬と一緒に寝てもOK!でもこれだけは知っておきたい注意点4つ

ベットの上の犬 くらし

布団に入るとさりげなく寄ってきて、ピッタリくっついて寝る愛犬。
かわいくてつい一緒に寝たいと思ってしまいますよね。

まわりでは一緒に寝る派が多いように感じますが、犬と一緒に寝てもいいのか迷っている方もいらっしゃると思います。

 

私おだんごは、犬と一緒に寝ることは必ずしもいけないことではないと思います。

ただし、気をつけなければいけないポイントがあります。

この記事では、「犬と一緒に寝てはいけない」と言われる理由と、気を付けることについて紹介しています。

ポイントを押さえて、お互いが快適に過ごせる方を選びましょう。

「犬と一緒に寝てはいけない」と言われる理由

以前よく言われていたのが「人と同じことをさせると人の上に立とうとする」という意見です。
あとで詳しく解説していますが、布団に入れただけで「人の上に立てた!」と思うことはまずありません。

他には、「寝返えりの時に、愛犬をうっかり踏んでしまう危険があるから」。これは全くその通りですね。

衛生面を気にされる方もいらっしゃいます。

なぜ犬は布団に入ってくるの?

1.群れで行動する動物だから

犬は群れで行動する習性があるため家族と一緒にいたがります。

寝る時もやはり同じ空間で寝たいと思う子は多いです。

 

2.飼い主さんとくっついていると安心できるから

飼い主さんにくっついていると、飼い主さんのにおいや体温を感じることができ、安心して寝ることができます。

 

3.布団が気持ちいいから

ふかふかの布団は犬にとっても気持ちいいものでしょうね。
ふだん犬が使っているクッションより、布団の方が居心地がいい場合が多いのではないでしょうか。

 

犬と一緒に寝るときに気をつけること

1.寝返りしたときに踏まないように注意する

私も一回蹴ってしまったことがあります・・・
いつの間にか足元にいたりするので、結構気を使います。

とくに小型犬はケガをする場合があるので注意が必要です。
一緒に寝ることが習慣化してから、気になって熟睡できないという声もよく聞きます。

 

2.病気のリスクがある

お散歩の時、ダニやノミが犬の体にくっついてしまうことがあります。
これを布団に持ち帰ってしまうとダニアレルギーの原因になることがあります。
(もともと布団はダニの死骸がたまりやすい場所なので、日ごろのお掃除が重要だと思います。)

さらに犬の毛やふけ、唾液が犬アレルギーの原因になります。

もともとアレルギーがある方は悪化してしまうことがあり、今アレルギー出ない方も発症するリスクがあります。

他にも、人畜共通感染症(人と動物の間で移る病気)の危険があり、お互いが大変な思いをしてしまいます。

 

3.一緒じゃないと寝られなくなる

一度習慣化してしまうと戻すのは難しくなってしまいます。

別で寝ないといけないときに、一匹で寝れず夜鳴きをしてしまったりする可能性があります。

ふだんからクレートでも寝る練習をしておくと、たまに一緒に寝ても、またクレートに戻りやすくなります。


今後ペットホテルや動物病院に泊まることもあると思います。

極度のストレスにならないためにも、日ごろクレートで過ごす練習はおすすめです

 

4.どいてくれなくなる

布団の真ん中にいられると飼い主さんが寝られなくなってしまいます。

犬にどいてもらおうとするとうなられる場合、関係の見直しが必要です。
布団だけでなく、日常の他の場面でも犬が優先になってしまっている可能性があります。

ダメなことはちゃんと指示をして教えてあげることで、犬も安心して飼い主さんを頼ることができます。
(これがよく言われる「一貫性」です。)

はじめは犬もどこで寝てはいけないかわからないので、指示をして布団を空けてくれる関係を築きましょう。

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布団からどいてくれない犬は、ソファーでも同じ可能性が高いです。
こちらの記事に「おりて」の教え方が載っています。

犬がソファーに登るように!登らせてもいいの?注意点は?

 

まとめ

  • 犬と一緒に寝るときは踏まないように注意する
  • 衛生面やアレルギーに注意する
  • ふだんはクレートで寝るようにしつけ、たまに一緒に寝るのがおすすめ
  • 布団を占拠されてうなられない関係を築く