多くの方が、保護犬を迎えてすぐに動物病院へ行くことになると思います。
理由は犬の登録と狂犬病予防接種をしなければならないからです。
(せっかくがんばって行くので、一緒に健康診断も受けるのがおすすめです。)
犬の登録は法律で「迎えてから30日以内」と定められているので注意が必要です。
我が家も保護犬を迎えてから9日で初めて動物病院へ行きました。
この記事では、まだ家族や環境に慣れていない犬を動物病院へ連れて行く大変さと注意点を、実体験をもとにお伝えしています。
事前に危険個所を知っておくと、当日愛犬を安全に病院へ連れて行くことができますよ。
環境に慣れていない保護犬を病院に連れて行くのは、それは大変
まだどんな子かもわからない状態で、他の犬が集まるところへ行くのは大変でした。
何に興奮するかわからず、マーキングの危険もあったので、マナーベルトを着けていきました。
近所の動物病院は人気なため2時間待ち・・・
混んでいると3時間待ちになります。
静かにしている子が多い中、興奮状態の我が家の保護犬を必死になだめ、それは過酷な時間でした。
抱っこはほとんどしたことがなかったのですが、周りの犬と距離を保つため抱っこをしたところ、ものすごくうなられました。
持って行ったおやつは興奮のあまり見向きもされず、できるだけ壁の溝に隠れるように待つことに・・・。
受付や支払いの時、犬から目を離して、手を空けなければいけないので、できれば大人2人で行けると安心です。
1人で行く場合はハウス(クレート)に入れて、毛布などで目隠ししおくと安全に過ごせると思いました。
ソフトキャリーも自分で入れる子には便利ですが、嫌がられると柔らかくて入れにくいことがあります。
また、スペースが少ないので空気がこもりがちです。
↓ クレートとはこのような硬い素材でできた、犬のためのお部屋です。
価格:6,980円 |
リードで連れて行く場合、脱走の防止と他の人や犬とすれ違うとき近づきすぎないように注意が必要です。
手がいっぱいになり、けっこう余裕がなくなります。
登録と狂犬病予防接種
登録は受付で名前、推定年齢、わかれば犬種などを書くだけで、わざわざ市役所へ行かずに登録の手続きをしてくれました。
(各自治体により違う可能性があるので、事前に手続き方法を市役所へ確認しておくと安心です。)
診察をしたあと、狂犬病の予防接種も手際よく注射してくれました。
予防接種の時にわめく子と気にしない子がいますが、気にしないタイプでよかったです。
保護犬なら早めの健康診断がおすすめ
保護犬の場合、今までの経緯がわからず獣医さんに行ったことがない可能性もあるので、早めに健康診断に行くのがおすすめです。
愛護団体さんのところで簡易検査をしてくれるところもありますが、検査項目は様々なので、これからお世話になるであろう動物病院さんで再度診てもらった方が安心です。
我が家の保護犬は迎えた時から軽度のフィラリア症と言われていたので、そちらも診てもらいました。
聴診をしてもらったところ少し心雑音があるとのことでショックでした。
程度は軽度だったので通常のフィラリア予防薬を半年飲んでから、再度血液検査をすることになりました。
我が家にくる前日に倒れたことを伝えると、何かのアレルギーの可能性があるということでした。
ウエスティー(ウエストハイランドホワイトテリア)は犬の中で特にアレルギー体質な子が多く、我が家の保護犬も見た目から「ウエスティー」の血が入ってるかもしれないと言われました。
保護犬の場合、後から病気が見つかることも少なくないので、一度しっかり健診をしておくと安心です。
何もなければ、その後は成犬なら年に1回くらいのペースで健診を受けるのが一般的です。
まとめ
- 犬から目を離さなければいけないときがあるので大人2人で行くと安心
- クレートに慣れておけば安全に過ごせる
- リードの場合手がいっぱいになりやすく、周りとの距離感にも注意が必要
- 持ち物 マナーベルト、おやつ、水
- 慣れないうちに動物病院へ行くのは大変