犬のしつけをする時にあると便利なトリーツポーチ。
ドッグトレーナーの腰にぶら下がっているあれです。
実はトレーナーだけでなく、飼い主さんたちがふだん使いするにもとっても便利なんです！
けれど、色々な形や素材のものがあり、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、トリーツポーチを日常で使うメリットと、ドッグトレーナーとして何代か使ってきた私のおすすめを紹介します。
いつでもどこでも愛犬とコミュニケーションがとれると、愛犬がもっと飼い主さんを信頼してくれるようになります！
トリーツポーチって何？
主に外でしつけをするために、おやつなどのごほうびを入れておくポーチです。
お散歩の時おやつを手で持ち歩くと、手がふさがって危険だったり、多くあげすぎてしまう場合があります。
トリーツポーチがあれば、ほめたい時にすぐおやつを取り出すことができます。
値段はだいたい1000円～3000円と幅広いです。
家の中では完璧に指示を聞いてくれても、外だと全く聞いてくれないことがありますよね。
外で愛犬に指示を出し、ごほうびをあげたことがない方がほとんどではないでしょうか？
犬にとっては家の中と外では別世界です。
外でも家と同じように教えてあげる必要があります。
そのため、外でのしつけは大切になります。
トリーツポーチをおすすめする理由
すぐにおやつをとりだせる
犬がやってほしい行動をしたとき、その瞬間にほめないと、何にほめられたのかわからなくなってしまうことがあります。
すぐに取り出せることは、しつけの上達にも重要なことです。
もちろん、家の中のしつけでもトリーツポーチは活躍します。
特に、新しいことを教えるときに、テンポよくおやつをあげてほめることができます。
部屋のおやつを置いている場所まで取りに行っていると、犬が先回りして行ってしまったり、変な癖がついてしまうことがあります。
手がふさがらないので安全
お散歩のときは手がふさがりがちです。
ウンチ用の袋、おしっこを流すペットボトルの水、夏は吸水ボトルを持ち歩くこともあります。
リードは基本的に両手で持っているので、それぞれがバラバラだとうっかりリードを離してしまう危険があります。
トリーツポーチにまとまっていると便利です。
トリーツポーチの選び方
１．すぐにおやつを取り出せる
口が小さすぎるとスムーズに手が入らず、大きすぎるとしゃがんた時に邪魔になったりします。
持ち歩く荷物の量と、手の大きさにあったサイズを選びます。
私の愛用のポーチはばね口（？）になっていて、片手で開け閉めができておすすめです。
（金属のプレートが入っていて、口を開けたままにもできます。）
２．ポケットが分かれている
お散歩グッズをまとめる場合、ポケットがいくつかあると便利です。
また、おやつのランクを分けて入れておくと、しつけの上達スピードもアップします。
３．口がしっかり閉じる
トイレの処理をしていたり、夢中でしつけをしていると、うっかりポーチが開いていて、犬が首を突っ込んで食べていることがあります（笑）
口の開閉がしやすく、しっかり閉まるものがおすすめです。
４．ベルトタイプ
ナスカンがついているタイプ、ベルトに通すタイプもありますが、私はベルトが付いているタイプを使っています。
普段着でベルトをしていないことと、ベルト通しがついている服を着るとは限らないからです。
けれど、これはお好みでいいと思います。
ベルト付きのメリットは、服装を選ばず付けられることと、ポーチの形にもよりますが、ぶらぶらしにくいことです。
気になるところとしては、ちょっと本気感が出るところですかね (笑)
５．衛生的に使える
おやつを直接入れることが多いので、脂などがついて内側がけっこう汚れます。
また、テンポよくおやつをあげていると、犬のよだれが手についてポーチも汚れがちです。
洗うのが難しいものが多いので、防水など内側がふき取りやすい素材だと衛生管理がしやすいです。
ポーチの汚れ対策で、おやつをビニール袋に入れたまま持ち歩いていると、うっかり落としたときにビニール袋ごと飲んでしまう危険があるので注意が必要です。
おすすめのポーチがこちら！
愛用のピンクのトリーツポーチは、５年ほど前にネットで購入したものです。
残念ながら現在そのお店では取り扱ってないようです・・・
もう少しシンプルな色のポーチに新調しようと、次に狙っているのがこちらです！
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こちらも気になる・・・
衛生的なシリコン素材で、熱湯消毒もできるそうです！
おやつを入れると、どうしても脂でギトギトするので助かります。
めんどくさがり屋にありがたいマグネット開閉なので、閉め忘れも安心です。
後ろに大きなクリップがついていて、服に挟んで使います。
お散歩バッグにつけても便利です。
ただ、シリコン素材を噛むのが好きな犬は多いので、うっかり置いておくとかじられないかが気になります。
ちゃんと保管していれば大丈夫ですけどね。
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お散歩の持ち物をまとめるならこういうタイプ
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給水やおしっこを流すためのペットボトルは、ペットボトルホルダーなどで外からひっかけるのも使いやすくて便利です。
金属製のペットボトルホルダーは100円ショップにも売っていますが、愛犬の頭に落ちると危険なので、ペットボトルが外れにくい、しっかりとしたものを選びます。
トリーツポーチの代用になるものは？
100均のポーチや家にある巾着を、カラビナなどで下げて代用することもできます。
ただし、先ほどお伝えしたように、犬のしつけに大切なのはテンポです！
スムーズに取り出せるかで、犬の理解度が変わるので、スムーズに取り出せる物を選びましょう。
すぐおやつが出てこないと、集中力も切れやすくなります。
前にポケットがあるエプロンもおすすめです。
エプロンのポケットは大きいので、すぐにおやつを取り出すことができます。
家事をしながら、ながらしつけも叶います。
間違ってポケットにおやつが入ったまま洗濯をしないように注意です。
ーーー追記（2023.03.07）ーーー
「これは使えるんじゃない？！」と最近３００円ショップで購入したトリーツポーチの代用がこちらです。
実はこれ、シリコン製の鍋つかみなんです。
手を入れる所におやつを入れて使っています。
２種類のおやつを分けて入れられるのが魅力でした。
ひっかける用の穴がついているので、カラビナを付けてベルト通しに引っ掛けたり、直接ポケットにも入れて使うこともできます。
難点としては、カラビナでひっかけた時角度がちょうどよくないと、おやつが出てしまう可能性があること、鍋つかみとばれた時ちょっと恥ずかしいことです。
衛生面、操作性はなかなかいいので、当分このまま使ってみようと思います。
（２つセットなのでスペアも待機している状態です。）
まとめ
- トリーツポーチがあると外でのしつけがしやすく、安全
- 取り出しやすいことが重要なので、手のサイズ、荷物の量にあった大きさを選ぶ
- ポケットが分かれているとお散歩グッズをまとめやすい
- 内側が汚れやすいので、衛生管理のしやすい素材を選ぶ
