気に入った保護犬を見つけた時に、その子が保護団体のところにいることがよくあります。
ほとんどの保護団体は、犬を生涯大切にしてくれる里親を探すために活動していますが、一部に悪徳な団体がいるのも事実。
トラブルに巻き込まれず、信頼できるところから迎えるにはどういう点に気を付けたらいいの?!
初めて保護犬を迎えようと考えている方は不安になってしまうと思います。
実際、保護犬を迎えた方はどうやって保護団体を選んだのでしょうか。
保護団体・里親会から保護犬を迎えた6名の方にアンケートをお願いし、「その保護団体・里親会を選んだ理由、質問したこと」を回答していただきました。
保護犬を迎えた方へのアンケート結果はこちらにもあります。
Q その保護団体さん・里親会さんを選んだ理由
- 保護団体のブログを読んでだいたい把握できたから
- その保護団体が保護センターにいる気になる犬を引き出せたから
- その保護団体のところに気になる子がいて、トライアルした結果先住犬との相性もよかったから
- 保護団体が保護した犬を非常に大切にしていると感じたから
- 保護団体の代表の方針に共感したから
共感した保護団体の具体的な方針
- 保護犬によって子供がいる家庭はダメ
- 自宅でのお見合い(飼育環境の確認)がある
- 譲渡会ですぐ連れて帰れるのではなく、後日代表が連れてきて飼育環境をみて最終決定する
- 絶対犬を手離さない覚悟があるか、あらゆる想定でヒアリングして決める
- 気に入った犬が見つかる
- ブログや譲渡会で保護団体の活動や様子を確認する
- 納得できてから迎える
という流れが多かったです。
保護シェルターボランティアや預かりボランティアをしたことがあり、知っている保護団体から迎えたという方もいらっしゃいました。
保護犬2匹目の方も数名いらっしゃいました。
Q 質問したことは?
- 保護団体が保護した犬をケアして譲渡までにどのくらいの期間かかるか
- 現在の体調と体重
- 特になし
基本的な情報は事前にホームページなどで確認していたと思いますが、特に質問はしていない方が多かったです。
どんな子でも受け入れる覚悟ができていたという意見が多数ありました。
ちなみに私は「病歴」「子供への慣れ」「アレルギーの有無」など色々聞きました。
みんなトラブルがなかった理由
- 事前にブログを見たり足を運んだりして保護団体さんについて理解している
- 団体さんの方針に賛同している
- すでに保護犬を迎えたことがある
- 保護犬譲渡の流れと保護犬について勉強している
- 自分が選んだ保護犬がどんな子でも受け入れる覚悟ができている
最後に
トラブルが起こらないようにするには事前準備が大切だと実感しました。
保護団体の所にはできるだけ実際に足を運んで、方針や衛生管理を確認することで、保護犬が大切に扱われているか知ることができます。
大切なわが子(犬)をお迎えするので、信頼関係を築けるところを探しましょう。