最近温かい日が増えてきて、春の気配を感じている方も多いのではないでしょうか。
都心では20℃越えの所もある3月初旬ですが、雪国では引き続き雪が降っております。
けれど、本気の雪は落ち着き始め、山の近くでは程よく雪が残っている状態です。
春休み目前、愛犬を連れて雪遊びのできる所へ家族旅行はいかがでしょうか?
この記事では、愛犬と雪遊びや雪道のお散歩をするとき気をつけたいポイントを、雪国へ移住したおだんごが解説しています。
雪国に住んでいなかったからこそ、発見した雪国事情が意外とありました。
山付近では雪崩に注意しつつ、愛犬の新しい一面を発見してみましょう。
冬のお散歩で気を付けること
寒さ
犬種によって寒さに強い弱いがあり、雪国出身の犬は寒さに強い傾向があります。
また大きさによっても異なり、小型犬は体が小さく地面とも近いため、より寒さを感じやすい子が多いです。
とくに最近の犬は、室内の温度管理がされたお部屋で飼われることが多いです。
そのため、温度の変化に弱い傾向があります。
急な温度の変化にならないように、洋服を着せるなど、寒さ対策が必要です。
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雪玉
雪道を歩いていると、毛に雪の塊がつき、オーナメントのようにたくさんぶら下がってきます。
大きいものだとソフトボールほどになることも・・・
犬の方も徐々に体が重くなり、動きにくくなります。
対策や溶かし方についてはこちらにまとめています。
雪道を歩くとおなかや足がぬれてくるので、長時間そのままにしておくと、冷えておなかを壊してしまったり、風邪をひいてしまうことがあります。
雪に慣れていない子は、様子を見ながら早めに帰宅し、ぬれた所をドライヤーでよく乾かしてあげましょう。
肉球のしもやけ
寒いところを素足で歩いていると、肉球がしもやけのように赤くなってしまうことがあります。
また、雪道を歩いたあと濡れたままにすることで、雑菌が繁殖し、ただれてしまうこともあります。
雪道から帰宅したら、肉球の間も乾かしてあげるようにし、肉球クリームで保湿してあげると、ひび割れを防ぐことができます。
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肉球の間の毛をカットしておくのも、衛生的でケアしやすくなります。
融雪剤・凍結防止剤
雪を融かすために、融雪剤が地面に撒かれていることがあります。
白いつぶつぶなので、撒かれているのか見分けが難しいことがあります。
成分は塩化カルシウムなどで、水分に反応して発熱するそうです!
そのため、手につくとやけどや皮膚炎のような状態になってしまうことも。
愛犬の肉球も同じように炎症が起きる危険があるので、できるだけ避けるようにお散歩する必要があります。
万が一ついてしまった時は、急いで足を洗って保湿してあげましょう。
ブーツを履かせることで、融雪剤だけでなく、雪に埋まっている危険なものから足を守ることができます。
消雪パイプ
消雪パイプとは、雪を融かすために道路に埋め込まれたパイプです。
雪が降ると、このパイプから地下水を噴水のように出し、雪を融かします。
一部の地域にしかないレアなシステムだと思います。
地下水なので浴びても危険な水ではないのですが、パイプを通ってきた臭いなのか鉄臭いです。
基本的には地面から20cmくらいの高さで出ているのですが、勢いのいいところは1mくらいの高さまで噴射していることもあります。
ちょうどお散歩をしている犬の顔や体に直撃する高さなので、パイプを回避して歩く必要があります。
(ちなみに我が家の犬は、急に立ち止まったと思ったら、消雪パイプの水が直撃し続けていました。地下水が温かいから気持ちよかったのでしょうか・・・)
雪崩、落雪
山の近くでは、温かくなってくると徐々に積もっていた雪が融け始め、崩れ落ちてくることがあります。
天気や注意報をこまめにチェックし、危険な所には立ち寄らないようにしましょう。
落雪は住宅街でも頻繁に起きます。
屋根に積もった雪が少しずつ融けて、滑り落ちてきます。
量によっては事故になるほど危険なので、屋根の下(特に古い民家)はできるだけ避けて歩くようにします。
同じくつららにも注意が必要です。
新しいお家は、屋根に雪が落ちるのを防止するパーツがついていることが多いです。
愛犬が歩く先と、上に注意をしながらお散歩をしましょう。
まとめ
注意点をたくさんあげてしまいましたが、一度準備に慣れてしまえば雪遊びをめいっぱい楽しむことができます。
特に大型犬では、雪の広がる大地をかけまわる楽しそうな愛犬を見て、飼い主さんもうれしくなるはずです。
安全対策をしっかり行い、愛犬と雪の世界へ旅行してみるのはいかがでしょうか。